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Flir leptonをいじる2

赤外線カメラモジュール「Flir Lepton」で画像を撮るだけならI2C接続は必要ないけどオートゲインコントロール(AGC)を使ったり、チップ自体の温度を測るにはI2C接続が必要。

チップの温度は画像から温度を計算するのに必要みたいなので、画像から温度を知りたい場合はチップの温度を読む必要がある。

温度を測るための簡単なプログラムを公開している人がいるのでこれを参考にすればチップの温度が測れる。

ちなみに前の記事で書いたLeptonのSDK(raspberrypi_videoの下のLeptonSDKEmb32PUBディレクトリ内)をコンパイルする必要があって、この温度計測プログラム自体をコンパイルするときにSDKをコンパイルしてできたオブジェクトファイルを使う必要がある。

コンパイルに必要だったのは

  • raspi_I2C.o
  • LEPTON_SYS.o
  • LEPTON_SDK.o
  • LEPTON_I2C_Protocol.o
  • LEPTON_I2C_Service.o
  • crc16fast.o

だった。
とりあえずやって見るためにMakefileを作らずに強引に並べてコンパイルしたのでかなり長くなってしまった。

チップ温度の取得方法やAGCの制御の方法などは「インターフェース設計文章」に書かれている(英語)。

英語を読んで理解するのが大変なので検索して適当な例を見つけるのがいいと思う。
あるいはraspberrypi_videoなどのコードを読むのがいいかもしれない。

「raspberrypi_capture」で撮った画像。80x60ピクセルしかないのでやたら小さい

leptonimg.png
Category: [ガジェット][Sensor][Raspberry Pi] - 22:34:44


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