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このページで何度も言っているように、必要なソフトは「apt-get install」でインストールすれば良いから、必要のないソフトを入れておくのは、無駄だし、「apt-get upgrade」するときに時間が掛かる元になる。
そのため、システムのインストール時にtaskselやdselectを使って、「もしかしたら使うかも」程度のソフトはインストールしない方がスマートだ。
後でインストールするのが面倒なのではと考えると、どうしてもシステムのインストール時に余計なソフトまでインストールしてしまう。
また、自分自身が何をインストールしたのか分からないのはセキュリティ的にも危険だ。つまり、あるソフトにセキュリティホールが見つかったとしても、自分にインストールした記憶が無ければ、無視してしまうかもしれないからだ。
まあ、頻繁に「apt-get upgrade」していれば少しは安全だけれど。
それに、インストールした記憶が無いものは使うこともない(笑)
何度も言うが、
必要なソフトは「apt-get install」する
なので、ここはぐっと我慢して、必要最小限にとどめる。
確かに、そうするとちょっと敷居は高くなる。が、もともと高めなのであえて挑戦する(笑)。
じゃあ、実際にどうやってインストールするか?簡単で理想に近い方法を考えてみた。
- まず、baseシステムをインストールするときは、taskselを使わずにdselectを使うか両方使わずに終了する。 dselectの時はあえて新しいプログラムをインストールせずに終了する。
そうすると必要最小限に近いプログラムのみインストールされる。
- 最近では、「デスクトップ」とか「サーバー」などを選ぶと勝手に「十分な」プログラムがインストールされる。
- でも、あえてここでどれも選ばない。「Standard System」すら選ばない。
- 次にやるならカーネルの再構築をする。
この時もなるべく必要のない機能は選ばない。モジュールで良いならそうする。
- で、Xのインストールをする。
- Xをインストールしたならgnome(KDE)とかウインドウマネージャーを入れる。
- gnome(KDE)は重いので、ノートPCとか古いPCとか非力なPCの場合は入れない方が良い。ウインドウマネージャーに関しても重い軽いがあるので自分の好きな方を選ぶと良い。
- サウンドの設定やプリンタの設定をして快適にしていく。
- ここまで来て必要なソフトがあれば「apt-get install」でインストールする。
- 大抵は、特に問題なく「apt-get install」だけで入り、すぐに使える。
- 問題が起こったらインターネットで検索するなりメーリングリスト、掲示板などで聞いてみる。
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