Top > Debianのススメ 広告
Debianは、「linuxデストリビューション」の一つである。ところが、「linuxのディストリビューションの一つ」と言い切ってしまうのは弊害がある。 Linuxというのはカーネルだけで、多くのLinuxシステムは、カーネル以外をGNUのソフトウェアに依拠している。だからGNU/Linuxと呼ぶべきだとFree Software Foundation(GNU)のリチャードストールマンは言っているらしい。 Debianもまた、そのパッケージのほとんどをGNUプロジェクトから得ているため、正式にはDebian GNUと表記され、linux用はDebian GNU/Linuxと表記される。もちろんすべてフリーである。 Debianはlinux以外のOSにもパッケージを供給していて、Debian GNU/Hurdとか、Debian GNU/FreeBSD、Debian GNU/NetBSD,Debian GNU/OpenBSDなんて動きもあるようだ。 驚くべきことに、Debian は、世界中にいる800人以上の開発者によって開発されていて、彼らはボランティアである。自分の暇な?時間を使って開発を行っているから驚きだ。さらに、Debianには約4000個という異常に多くのパッケージがあり、これらのパッケージを簡単にインストールやアップグレードができる優れたパッケージ管理システムもある。(Debian Weekly Newsによると,sid(unstable)のパッケージ数は10000を越えたそうです。ソース数は6000超) パッケージになっていないソフトを探す方が大変なぐらいであり、優れたパッケージも多い。 Debianは -最初のインストールがちょっと難しい。 -安定バージョンがでるのが遅い。 -まだ英語の説明が多い。 --もちろん、ボランティアの人たちにより、精力的に翻訳が進められている。 と言った欠点があるものの、 -パッケージが異様に多い(笑) -新しいソフトのインストールが簡単 -常に新しいソフトが使える(unstableパッケージの場合) -優れたパッケージ管理システム という優れた利点があり、どのディストリビューションを選ぶか迷った場合はDebianをおすすめする。 #ad_banner(banner468x60.txt) #ad_banner(custom1.txt) 広告 |