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//2009-1-14 インストール方法更新
[[Ngraph:http://www2e.biglobe.ne.jp/~isizaka/]]は、フリーなグラフ作成ソフトです。~
使い勝手、見栄えが良く余計な機能(スプレッドシートなど)がなく大変使いやすいグラフ作成ソフトです。さらに、EPSを始めさまざまな形式のファイルに出力、変換できるためかなり重宝します。Debianパッケージの中にもたくさんのグラフ作成ソフトがありますが、不安定だったり重かったり思い通りにならなかったりとなかなかこれと言った物がありません。そういった意味でも[[Ngraph:http://www2e.biglobe.ne.jp/~isizaka/]]は非常に優れたソフトだと思います。

ところが、昔はDebianのパッケージに入っていましたが、ライセンスがDebianと合わなくなったため削除されました。また、非公式なパッケージも見当たりません。
**準備 [#sc5d3b9f]
なので自分でコンパイルする必要があります。~
[[公式ページ:http://www2e.biglobe.ne.jp/~isizaka/]]からLinux用のソースをダウンロードして、Tarで展開します。

コンパイルには「Motif」が必要なので、フリー版の%%「lesstif-dev」%%「lesstif2-dev」([[LessTif:http://www.lesstif.org/]])か「libmotif-dev」([[Open Motif:http://www.opengroup.org/openmotif/]])のパッケージを入れる必要がある。この二つのパッケージはかぶっているのでどちらか1つしかインストールできない。

今回はOpen Motifでないとコンパイル時に問題があったのでOpen Motifにした。

以下のページから文字化け対策のパッチを類を持ってくる
-[[Ngraph メモ:http://homepage3.nifty.com/ttk/comp/ngraph/]]

**インストール [#n9a59f50]
***Makefileの変更 [#c4859219]
最初の部分をDebian風に
***Makefileの変更 [#d9aa2b19]
まずMakefileを変更します。最初の部分をDebian風に
 LIBDIR = '"/usr/lib/Ngraph"'
 INSTALLDIR = /usr/lib/Ngraph
 BINDIR = /usr/bin
とする。

Open Motifを使う場合は
 # Linux + Open Motif 2.1 [dynamic link]
の下をコメントアウト。デフォルトではここがコメントアウトされている。~
LessTifを使う場合は
 # Linux + LessTif (Motif 1.2 compatible) [static link]
の下をコメントアウト。~
[[Ngraph メモ:http://homepage3.nifty.com/ttk/comp/ngraph/]]の「Ngraph for X11 6.3.47用 iconv patch」を使う場合は、上記部分の
 DEFS = -DJAPANESE
と言うところを
 DEFS = -DJAPANESE -DWITH_ICONV
と変更する。~
makeしたときに「-m486」でエラーが出るときは
 CCOPTION = -O2 -m486
の「-m486」を取り除く

***install.shの変更 [#i4b8f14b]
そのあと、展開したディレクトリにある「install.sh」の
 INSTALLDIR=${INSTALLDIR:-/usr/local/lib/Ngraph}
 BINDIR=${BINDIR:-/usr/local/bin}
と言うところをDebian風に
 INSTALLDIR=${INSTALLDIR:-/usr/lib/Ngraph}
 BINDIR=${BINDIR:-/usr/bin}
と変えます。~

***インストール [#xec6c88e]
後はrootになって
 # ./Install
とやればできる。

''以下の文字化け関連は上述したパッチを当てれば解決するので不要''
----
%%さらに、最初のままだとフォントの設定がうまくないので%%
%%「Ngraph」というのを書き換えます。日本語環境の場合は「ja/Ngraph」です。%%

%%デフォルトではAdobeのフォントが指定されてるみたいなので、全ての%%
 -adobe-helvetica-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-iso8859-1
%%言うところを%%
 -*-helvetica-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-iso8859-1
%%と置き換えてしまう。~%%
%%また、日本語環境の場合は「ja/Ngraph」で4行目からのフォントの設定を%%
 Ngraph*fontList:\
 -*-helvetica-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-iso8859-1;\
 -*-gothic-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0;\
 -*-gothic-medium-r-normal--12-*-*-*-*-*-jisx0208.1990-0:
 Ngraph*windowfont:\
 -*-courier-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-iso8859-1,\
 -*-gothic-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0:
%%とする。東風ゴシックなどのゴシックフォントを入れておく必要があるかも~%%
%%あと、下の方にも「adobe」のフォンと設定があるので直しておく。%%

%%後はrootになって%%
 # ./Install
%%とやればできる。%%

%%これでもまだフォンと関係のエラーが出るみたいだけど、取り合えず使える。%%

ライセンスもGNUになったみたいだし、また、Debianパッケージにならないかなあ。

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