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Flir Lepton 3を使ってみる

「Flir lepton 3」は赤外線カメラ「Flir Lepton」の後継らしいが、「Flir lepton 2」が有ったかは不明、もしかすると世に出回っているのが「Flir lepton 2」かもしれない。
今までは80x60の解像度だったのが160x120と4倍になっている。

Flir Lepton 3の入手

Flir LeptonはDigikeyや秋月、スイッチサイエンスなどいろいろなところで買えるのに「Flir lepton 3」を買えるところは今のところ見つからない。せいぜい、ebayなどで出品されているものぐらい。

ところが実はこの「Flir lepton 3」は最新の「Flir One」で使われている。
つまり、「Flir One」を壊して中から取り出せば手に入るのである。

amazonなどでは「Flir One」は3万円強ぐらいで売られているから、「Flir Lepton」の値段と比べてみても高いものではない。

便利なことにピン配置や電源電圧などFlir Leptonと同じなので単純に差し替えるだけで使える!
ただし、解像度が80x60から160x120となっているので読み取り方法が多少変わっている。

評価ボードはFlir Leptonと一緒に買うと高いけど、Digikeyなら単品で買えて、5千円ぐらいなのではじめて買う人はこっちを買ったほうが良い

Flir Oneを分解した状態

FlirOne.JPG

Flir Lepton 3が載った基板。四角いのがLepton 3、黒い丸の方は普通のカメラで、Lepton 3の画像と合成して表示するためのもの

FlirOnePcb.JPG

LeptonとLepton 3。左がLepton、右がFlir Oneから取り出したLepton 3

FlirLeptons.JPG

評価ボードに取り付けたLepton 3

FlirLepton3OnPcb.JPG

秋月のFT232HLボードと組み合わせた状態

FlirLepton3WithFT232.JPG

画像読み取り

詳しくは以下のFlir lepton 3のデータシートを参照。PDFです。リンク切れっぽい
http://sa2207cdd69b06d51.jimcontent.com/download/version/1479566382/module/10149838693/name/Lepton_Datasheet.pdf

送られてくるパケットの構造はLeptonとほぼ一緒。
ただ、1枚の画像が4分割されて送られてきてそれぞれを「Segment」と呼んでいる。

初期状態では一つのパケットはヘッダ4byteを含め164byteの大きさ。
ヘッダの中にセグメント番号とパケット番号、CRCが含まれる。


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