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*[[Arduino]]などで動くCNCコントローラ [#raa39239] [[Grbl:https://github.com/grbl/grbl]]は[[Arduino]]またはAVRのAtmega328pで動くCNCコントローラ~ 今のところ3軸のみ 今のところ3軸のみ→[[有志による4軸化したもの:https://github.com/mlambm/grbl]]もある **ハード [#pec08a35] -[[Arduino]] UnoなどのAtmega328マイコン -ステッピングモータードライバ --[[Arduino CNC Shield:http://blog.protoneer.co.nz/arduino-cnc-shield/]]など ---Amazonで売っている→&ad_manager(ArduinoCNC); **インストール [#g8ec754c] -[[Grblのページ:https://github.com/grbl/grbl]]の右上にある「Download ZIP」をクリックしてソースをダウンロード -Arduino IDEを起動 -スケッチ→ライブラリの使用→Add library->grbl-master(上でダウンロードしたものを展開したディレクトリ)→grblを選択 -ファイル→スケッチの例→grbl→grblUploadを開く --grblUploadの中身は #include <grbl.h> のみ -Arduino IDEからArduino Unoなどにインストール -インストール後シリアルを接続(v0.9の時115200bps)すると Grbl v0.Xx ['$' for help] と表示される **設定 [#j4b75117] 何パルスで1回転するかとか方向とかの設定 -[[Grblの設定@Hardware LOL:http://ruur.hatenadiary.com/entry/2016/01/02/040735]](原文は[[こちら:https://github.com/grbl/grbl/wiki/Configuring-Grbl-v0.9]]) 詳しくは上のページを見てもらうにして主に設定する項目は以下の通りだと思う -$2:進む方向を変えるとき -$5:リミットスイッチの論理を反転するとき --0のときはLowになったら検出している -$20:ソフト的に移動範囲を制限するとき -$21:ハード的に移動範囲を制限するとき --これが作動すると緊急停止状態になり何もできなくなる。 --通常は0でいいのではないかと思う -$22:ホーミングするときは「1」にする。通常はホーミングするので「1」だろう。もちろんリミットスイッチがないと動作しない。 -$23:ホーミングするときの方向。 --+方向に行くのが初期設定なのでホームポジションを0,0にするときは反転する必要がある -$24:ホーミングするときにゆっくり合わせる速度 -$25:ホーミングするときに早く移動する速度 --まずは$25の速度で近づいてリミットスイッチが作動したら$24の速度でゆっくりと合わせる -$100:X軸の1mm進むのに必要なパルス数 -$101:Y軸の1mm進むのに必要なパルス数 -$102:Z軸の1mm進むのに必要なパルス数 -$110:X軸の最大速度 -$111:Y軸の最大速度 -$112:Z軸の最大速度 -$120:X軸の最大加速度 -$121:Y軸の最大加速度 -$122:Z軸の最大加速度 -$130:X軸の最大移動量 -$131:Y軸の最大移動量 -$132:Z軸の最大移動量 脱調(ステップモーターが動作しているのに進まない)ときは、最大加速度を下げて、それでもだめなら最大速度を下げると良い **G-code送信プログラム [#k651b8d1] 実際にCNCを動かすにはPCから[[Grbl:https://github.com/grbl/grbl]]にコマンドを送る必要がある。~ -[[bCNC]] -[[bCNC]]:おすすめ --Pythonベース -[[Universal-G-Code-Sender:https://github.com/winder/Universal-G-Code-Sender]] --Javaベース -[[grblControl:https://github.com/Denvi/grblControl]] --Qtベース -[[Grbl Controller:http://zapmaker.org/projects/grbl-controller-3-0/]] --Qtベース -[[Printrun:http://www.pronterface.com/]] --3Dプリンタ用 --Pythonベース。Debianに公式パッケージあり。 --GUIは「pronterface」 **その他 [#p8e16688] Arduino CNCなどのステッピングモータドライバはバイポーラ型のステッピングモータ用だけど、CNCによってはユニポーラ型を使っている場合があるその時は「[[ステッピングモーター]]」にあるようにバイポーラとして使う。~ 単純には真ん中の線を使わなければ良い。 **link [#v7741c8a] -[[mini-CNC BLACK 1510のUSB化:http://www.geocities.jp/jun930/ele/mini-CNC-BLACK.html]] -[[grblの4軸化:https://github.com/mlambm/grbl]] 広告 |