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ステッピングモーターにはユニポーラ型とバイポーラ型があって、ユニポーラ型は外部回路が簡単だけれど大きいし重たい。そのため、最近ではバイポーラタイプが主流。

そのせいでユニポーラ型があぶれているのか秋月電子などで安く手に入る。

ユニポーラ型は下の図のように電流を流すコイルを切り替えて正転、逆転を切り替える。このため外部にON-OFFできるスイッチがあればできる。

uni1.png

バイポーラ型は1つのコイルに流す電流の向きを替えて正転、逆転を切り替えるため外部にはHブリッジ回路が必要。

bi1.png

上のようにユニポーラ型は片方のコイルに電流を流している時にもう片方のコイルは何もしていないのでその分重量的に無駄が多い。バイポーラ型は1つのコイルだけなので無駄が少ない。 最近ではAllegro MicroSystemsのデバイスのようにバイポーラ型のドライバは非常に小さく高機能である。

ステッピングモーターを動かす時はバイポーラ型を選んだ方がいい。でもユニポーラ型の方が安くて入手しやすい。

そこで、ユニポーラ型をバイポーラ型として使ってしまう。

上の図のみるとすぐに分かるかもしれないが、ユニポーラ型のコイルを片側だけ使えばバイポーラとして使える。あるいは真ん中を使わずに2つのコイルをつなげた状態で使ってしまうという方法もある。これらの方法は改造をせずにつかえるので便利。

さらに高トルクを望むなら下の図のように結線を変えると、実質流せる電流が2倍になるのでトルクが上がる。この改造はモータの中を開ければ比較的簡単にできるのでやった方が得。

uni2.png

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