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インストールのコンセプト
- なるべく簡単にインストール
- 入れると使わないプログラムばかりになるし、取り除くときに悩むからあんまりプログラムをインストールしない。
- 足りないプログラムは後でapt-get installで入れる
- ノートでもOK
- 英語が十分に読めなくてもOK
インストールに関して
残念ながら、Debianのインストールはお世辞にも他のディストリビューションに比べ簡単とはいえない。それに、日本語化が十分でないので英語を読まなくてはならない。(そのうち解決されるだろうけど)
親切なインストールマニュアル
も用意されているが、元々英語だったのか読みにくい。初心者の人が一人でできるとは到底思えない。
しかし、一度インストールすればすばらしい未来が待っている(笑)
ここでは、初心者とは言わずせめて初級者の人がインストールできるように書いていくつもりである。(実際、筆者もほとんど素人なので人に聞きながら書いている(^_^;)
インストールするのに一番手っ取り早くて簡単なのは、ブータブルCDからのインストールだろう。特に初級者はこの方法が良い。まあ、ブータブルCDを作るのは面倒くさいし、市販品を買うのも気が引けると思うかもしれない。しかし、他の方法で入れるのも大変だ(他のディストリビューションに比べ)。 Windows(DOS)パーティションが必要だったり、フロッピーを沢山使わなくてはならない。いっそのこと、Omoikane
をインストールするのもよい。初心者はやはりこういった市販のCD-ROMを使った方が無難である。
日本医師会のページ
に丁寧なインストール方法が載っているので参考にすると良い。
インストール手順
以下ではCD-ROMを作製してインストールする方法を示す。
- apt-getの威力をいかんなく発揮させるため、なるべく少ないパッケージを入れる。
DebianのCDのページ
を参照。
今回は推奨されている「最小のブータブルCD」を使います。 指定されたサイトからCDイメージをダウンロードする。
今回は不安定バージョンを使うと言うことでリリース前のイメージを選択しました。
- CD-RライターでブータブルCDを作製する
- PCを立ち上げる
- 「boot:」と表示されるので、そのあとに「linux ide2=0x180,0x386」と入力しEnterキーを押す。(CD-ROMをハードディスクとして認識させる)。
- windows用vmwareなどに入れる場合、SCSIデバイスを認識させる必要があるのが、インストーラのカーネルがversion2.2系なので、認識しない。
そこで、「boot: bf24」とやってversion2.4系のカーネルをブートする。
- 言語を選ぶ画面になるので、日本語を選ぶ。ほとんどのメッセージが日本語になる。
- キーボードを選ぶ(qwertyのjp106)
- スワップパーティションの設定
- フォーマット。やった方が良い。
- linuxパーティションの設定(時間が掛かるのであえて初期化は必要ないと思う)
- ルートパーティションのマウント
- 基本プログラムをCDからインストールするか聞かれるので「OK」としておく。
- カーネルとドライバーモジュールのインストール
- メディアの選択(CD-ROMが認識されないとき)
- デバイスドライバモジュールの設定(古いのとか特殊なデバイスを使っている時)
- ネットワークの設定。この辺はネットワークの管理者に聞く。ネットワークにDHCPサーバがあればDHCPでも良い。
- 基本システムのインストール
- システムを起動可能にする。
- LiLOをどこに置くか。debianだけならMBRで良いが他のOSもある場合はルートパーティションにしておく。
- マスターブートレコードを作成。上と同様に。
- ブートフロッピーの作製。作って置いた方が良い。
- システムのリブート とすると、再起動して今度はインストールしたdebian上で設定作業を続ける。
- Baseの設定
- 時間の設定(Asia→Tokyo)
- パスワードの設定
セキュリティを向上するために以下の物を採用する。
- rootのパスワードの設定
- 一般ユーザの設定、ログインネーム、フルネーム、パスワードなど。一般ユーザーは作っておく
- pppでつなげるか
- aptの設定(ftpとか)
- non-USを使うか
- non-freeを使うか
- contribを使うか
- 国を選ぶ
- サイトを選ぶ
- system設定
- taskselかdselect
tasksel方が簡単
- どういうタイプか選ぶがデフォルト(1)で良いでしょう
- あとはデフォルトでいってデフォルトがないときは説明を読む
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