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[[Tgif:http://bourbon.usc.edu:8001/tgif/]]は、UCLAのWilliam Chia-Wei Chengさんが開発した高機能な2Dドローイング(ベクトル)ソフトです。
往年の「MacDraw」を思わせる使い心地が、多くの人を引きつけているようです。使い勝手はかなり良い。
イラストを描くとなるとちょっと使いにくいが、技術的なポンチ絵、論文に使う絵などは描きやすいため、特に理系の人にお勧め。
インストールはいつものように
# apt-get install tgif
でOK
**問題1 [#g2f8c2f7]
ところが、立ち上げると

 Warning: No type converter registered for 'String' to 'Bitmap' conversion.
 Invalid Tgif.ColorFromXPixmap: '/usr/X11R6/lib/X11/tgif/tgificon.xpm' - Transparent color is not allowed.  Resource ignored.

というエラーがでる。とりあえず簡単に解決するには

/etc/X11/ja_JP.eucJP/app-defaults/Tgif

というファイルの

Tgif.IconPixmap

と

Tgif.ColorFromXPixmap

という行をコメントアウトすると解決する。
どうも

/usr/X11R6/lib/X11/tgif/tgificon.xpm

というファイルで透過色を使っているのが良くないようだ。根本的な解決方法があるかもしれない。~
「/usr/share/doc/tgif/README.Debian」を見ると
 # sxpm -nod /usr/share/tgif/tgificon.xpm -o /tmp/tgificon.xpm
をしろと書いてある。~
「sxpm」は「xpmutils」というパッケージをインストールするとその中にある。

**日本語設定 [#rcf0ca0d]
日本語も使えるが、Fontを設定する必要がある。以下を参照
-[[Tgif FAQ:http://bourbon.usc.edu:8001/tgif/faq/db-input.html]]
//-[[Debian/woodyのTgifで日本語を使う:http://skuld.p.utmc.or.jp/tgif_japanese.html]]
ximを使う場合(ATOKXなど)、うまく動かない(非常に遅いか、入力できない)ときがある。設定が十分ではないようだ。

**EPSの編集 [#r5bbc5b4]
epsを取り込むことはできても、直接編集できないのが欠点のと思われるが、「[[pstoedit:http://www.pstoedit.net/pstoedit]]」というソフトで、epsからtgif用ファイル(.obj)に置き換えることで、編集できるようになる。
このソフトは標準パッケージに含まれているのでいつものように、
 # apt-get install pstoedit
とすればインストールできる。
ちなみに、epsからTgifのobjファイルにするには、
 $ pstoedit -f tgif input_eps_file output_obj_file
とやればいい。ただし、フォントなどの関係で必ずしも正確には変換されない。

**画像の取り込み [#la070120]
また、インストールした状態では、JPEGやPNGに出力することができない。というのも、Tgifが吐き出すxpmは、Tgifが変換用に使っているnetpbm(xpmtoppm)では取り扱えないからの様だ。~

一つの方法は、Imagemagickに含まれるconvertプログラムで変換する。このページでは、~/.Xresourceを変えているが、/etc/X11/ja_JP.eucJP/app-defaults/Tgifを同様に変えてもOK。下のように変更するとconvertで変換できる。

 Tgif.PngToXpm:                 convert %s xpm:-
 Tgif.XpmToPng:                 convert %s png:-
 Tgif.JpegToXpm:                convert %s xpm:-
 Tgif.XpmToJpeg:                convert %s jpeg:-

もう一つの方法は、従来通りxpmtoppmを使用する方法で、上記のページを見てもらうと分かると思うが、実はXPMの出力を変えている。

 Tgif.XPmOutputVersion: 3
 Tgif.UseXPmVersion1ForImageMap: false

という部分がそうで、これをすれば、xpmtoppmでもコンバートが可能になる。どちらが良いか分からないが、xpmtoppmを使った方がサイズが大きくなるようだ(設定にもよる)。 DebianのTgifのメンテナーが悪いのか分からないが、こういう設定はちゃんとやっておいて欲しいものだ。

この問題に関して、バク報告があるとの情報をいただいた。ここに同様のバグ及び対処方法が記載されている。しばらくすれば、この問題は解決されるかもしれない。また、色数や線の太さ、文字の大きさを増やしたい場合は、Tgifマスターへの道(リンク切れ)を参照すると良い。
**減色 [#r82a73dc]
カラー写真を挿入して、PDFやEPSにしようとすると「色数が多い」と怒られる。~
グレースケールの写真でも怒られたりする。

こういう時は、その写真を選択して、「編集」→「画像処理」→「減色」で減色する。~
255以下にすれば大丈夫だろう。

**Link [#j6095409]

-[[How to use tgif:http://www.tobata.isc.kyutech.ac.jp/~daisuke/Manu/tgif/]]
-[[Tgif入門:http://dsl4.eee.u-ryukyu.ac.jp/DOCS/tgif/]]
-[[tgif によるギャル画の描き方:http://plaza.harmonix.ne.jp/~onizuka/HowToTgif.html]]
-[[Debian GNU/Linux 手作りホームページ:http://www.issendo.jp/html/tools/tips_soft.html]]
-[[Tgif入門:http://hwb.ecc.u-tokyo.ac.jp/current/4857422FC9C1B2E8A5B7A5B9A5C6A5E02F54676966C6FECCE7.html]]

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