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USB-シリアル変換

最近のノートPC(デスクトップも)はシリアルポート(COMポート)を持っていないものが多いのでシリアルポートを使って制御する周辺機器などは接続できない。
そこで登場するのがUSB-シリアル変換チップである。

bitbang(デジタルI/O)もできる

FT232系(FT232BM、FT232BL、 FT232RL)はFuture Technology Devices International Ltd(FTDI)のUSB−シリアル(RS232C)変換チップ。
特にFT232RLは部品点数が少なくてすむので最近はやっている。
秋月電子通商ストロベリー・リナックスなどで入手可能。
ストロベリー・リナックスでは組み立て済みのモジュールを売っているので使い易い。

カーネルさえ対応していれば(カーネルを構築したときに「USB support」-> 「USB Serial Converter support」あたりで設定しておく)つなぐだけで認識される。
カーネル2.6.9以降は正式に導入されたのでドライバーを取ってくる必要もなく動作も安定している。
ドライバーが必要なときは「FTDIのドライバ置き場」から取ってくる。
カーネル2.6系を使っている場合は新しいバージョンにする方が楽だと思う。

つないだ後、

# dmesg

を実行すると

usb 7-3.2: new full speed USB device using ehci_hcd and address 3
usb 7-3.2: configuration #1 chosen from 1 choice
usbcore: registered new driver usbserial
drivers/usb/serial/usb-serial.c: USB Serial support registered for generic
usbcore: registered new driver usbserial_generic
drivers/usb/serial/usb-serial.c: USB Serial Driver core
drivers/usb/serial/usb-serial.c: USB Serial support registered for FTDI USB Serial Device
ftdi_sio 7-3.2:1.0: FTDI USB Serial Device converter detected
drivers/usb/serial/ftdi_sio.c: Detected FT232BM
usb 7-3.2: FTDI USB Serial Device converter now attached to ttyUSB0
usbcore: registered new driver ftdi_sio
drivers/usb/serial/ftdi_sio.c: v1.4.3:USB FTDI Serial Converters Driver

と出力される。

と言うわけで

/dev/ttyUSB0

と言うところが新しくできたシリアルポートになる。

$ ls -l /dev/ttyUSB0

とやると

crw-rw---- 1 root dialout 188, 0 2007-04-10 17:37 /dev/ttyUSB0

と出るので、rootもしくはdialoutでないとアクセスできないので、通常ユーザーで使用するときはdialoutのグループに登録しておく

資料など

注意

FT232から出力されるTXDは正論理なので普通のRS232Cとは違う。同様に使う場合は反転する必要がある。
RS232Cの信号として使うにはさらに、電圧レベルをRS232Cの規格にコンバートする必要がある。専用のコンバートICも秋月電子通商で手に入る。
もともとRS232Cでは、負(-5〜-15)のとき「1」で、正(5〜15)のとき「0」なので使いかたによっては、全ての信号が逆転していることになる。

FT232RLの問題」で書いたとおり、ちゃんと認識しないときは、

# killall brltty

とやって、「brltty」を止めるとうまくいくときがある。


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Last-modified: Wed, 27 Feb 2013 17:22:55 JST (1941d)