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設定
シリアル通信用のターミナルを用いて行う。
使うターミナルは、リターンの種類を変えられるものが必要。Windowsでのハイパーターミナルやテラタームに似ているものがあればいいかも。
たとえば、CuteCom
はGUIで使いやすく、DebianやUbuntuに公式パッケージがあるので良い。
以下ではCuteComを使って設定を行う。
ターミナルでこつこつ設定してもよいかも知れないけど、簡単なプログラムを作ったほうが楽だろう。
ATコマンドモードに入る
ターミナルから「+」を3個入力する。
+++
このときリターン文字は入れない。CuteComの場合はウインドウの一番下にある選択ボックスでリターン文字無し(No line end)に設定する。
成功すると
OK
と返事が返ってくる。
この後ATコマンドを受け付けるようになるが、一定期間(10秒?)入力がないと自動的にATコマンドのモードから抜けてしまう。
また、ATコマンドの最後は「CR(Carriage Return)」を送る必要があるのでCuteComの場合はウインドウの一番下にある選択ボックスで「CR line end」を選択する。
「+++」を入力するときにリターン文字無しに設定してATコマンドを送信するときに「CR」にするのでちょっと忙しい。
ATコマンド入力
ATコマンドは以下のような構造
AT+コマンド+スペース+データ、パラメータ+CR
たとえば
ATDT 1F<CR>
となる。
「<CR>」はリターンを意味しているが、CuteComでリターンを「CR」にしている場合は特に打ち込む必要はない。
他にはIDを知るには
ATID
そのほかのコマンドのいくつかは「建築発明工作ゼミ2008
」で紹介されている。
参考リンク
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