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あまり需要はなさそうだけれど、フロッピーディスクを使ったインストールのしかた。
古いノートやCDからブートできないPCにはこの方法がよさそう。でもネットにつながるか、CDを読めることが条件。
準備
まず、フロッピーのイメージを取ってくる。
Debian GNU/Linux 4.0r1 のインストール
の「その他のブートイメージ (ネットブート、USB メモリ、フロッピーなど)」からたどっていく。
20070308バージョンの場合
- boot.img
- root.img
- net-drivers-1.img (CDを使うときはcd-drivers.img)
- net-drivers-2.img (CDを使うときは必要なし)
を取ってくる。このイメージを使って4枚のフロッピーを作成する。
LinuxなどのUNIX系OSでフロッピーを作成するときは
$ dd if=filename of=/dev/fd0 bs=1024 conv=sync ; sync
とやる。
Windowsでフロッピーを作るときは「rwwrtwin」というツールを使う。「rwwrtwin.zip」という名でFTPなどに置いてある。
たとえば
インストール
- まず「boot.img」から作ったフロッピーで立ち上げる
- 次に「rootディスクを入れろ」と表示されるので、「root.img」から作ったディスクを入れる
- 言語選択の画面になるので言語を選択。「Japanease」でいいだろう。
あとは、通常のインストールの場合と同じ。大まかな流れは
- キーマップの選択「Japan」でOK
- ホスト名とドメイン名の設定
- FTPサイトの選択。Japanのcdn.debian.or.jpでよいだろう
- プロキシを通すか聞かれる。通さないときは空欄
- 必要なファイルがインストールされる
- パーティションを切る。よくわからなかったらお任せで
- rootのパスワードを設定
- 通常ユーザーの登録
- 基本ファイルのインストールが始まる
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