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VMwareのパッケージを買っていれば、説明書通りにインストールすればOK。試しに使って見るとか、ネットワーク経由でライセンスを買うって場合は apt-get install vmware でインストールして説明に従う。ネットワークの設定でいろいろ選ぶところがあるが、

host-only

にしておくと後で設定が楽。つまり、ホストOSをルータにしてしまう。こうなると iptableのパッケージとカーネルの再構築が必要な場合がある。

Network options
Network packet filtering
Netfiler Configration--Connection tracking,IP table support
NAT

あたりを設定しておく。
もし、カーネルを再構築したら、rootになって

# vmware-config.pl

を実行して設定する必要がある。

また、外部とネットワークをつなぐには、以下のようなスクリプトをroot権限で実行してNATを立ち上げる必要がある。

#!/bin/sh
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/ip_forward
/sbin/iptables -t nat -A POSTROUTING -j MASQUERADE -s 172.16.69.0/24 -d 0.0.0.0/0

-sの後のアドレスは、rootになってifconfigを実行し、vmnet1のアドレスから類推する。つまりvmnet1のアドレスが172.16.69.1であったら上のようになる。
ゲスト側のネットワークの設定もホスト側でifconfigをやって出てくるvmnet1のアドレスから類推する。
IPアドレスはvmnet1のアドレス以外の近いアドレスがいいと思う。上の例なら172.16.69.2とか172.16.69.3とか。
ネットマスクはvmnet1の物と同じで、ゲートウエイアドレスはvmnet1のアドレスにしておく。

ゲスト側のネットワークの設定は通常通りでもいいが、DHCPを使う場合はホスト側でDHCPのサーバを建てておく必要がある。

カーネルのバージョンを上げたり、ライブラリやコンパイラのバージョンが変わると、VMwareが動かなくなる。 そんなときは有志が作ってくれたアップデート用プログラムを使うと解決する。
例えば、 http://groups.google.com/group/vmkernelnewbies/files にある vmware-any-any-updateXX.tar.gz をダウンロードして、解凍展開して「runme.pl」をroot権限で実行すれば良い。
また、このとき「g++」がインストールされていないと「cc1plus」がありませんと言われてエラーになる。 もう少し詳しい手順は、Linux kernel 2.6でVMwareを参照してほしい。

このvmware-any-any-updateは最近あまり頻繁に更新されていないみたいなので、もし必要があればVMwareのコミュニティでパッチを探すといい。

Windows上のVMwareに関すること

Windows XP上のVMwareに入れたLinuxではネットワークを外につなげるときは、LinuxのほうはDHCPで設定しておいて、XP側で「ネットワーク接続」を開いて「ローカルエリア接続」(VMwareが作ったのではなく)のプロパティを開いて「VMware Bridge Network」のプロパティを開く。 「Vmnet number」を聞かれるので、「0」を入れておく。設定を完了するためにはWindowsの再起動が必要。

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Last-modified: Thu, 05 Jan 2012 18:51:27 JST (4942d)