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Linux+電子工作(ハード)のページです。
Linux経由でハードをいじるという時の日本語の情報があまりないので、何かの足しになればと思います。
まだ、情報は少ないですが、徐々に増やしていく予定です。

ちなみに使っているディストリビューションはDebianのunstableです。

主に秋月電子など通販で安く買えるところで買える部品を使うようにしています。なので入手性は良いと思います。
どうしても手に入らない場合はチップワンストップDigkeyで購入します。

Twitter始めました→@tantinjp

適当に作り語る

blog/2015-02-23

ABS用テープ探し

ABSで造形するときにベッド(台)に貼るテープを探している。
今まで両面テープが良いと書いたけどこの世界ではカプトンやPETのテープが主流のようだ。

カプトンを使っているのは知っていたが、できた造形物を剥がしやすいからだと思っていたが、ABSの接着性もあるのかもしれない。
値段も高いかと思ったら比較的安い(両面テープより安い)のでカプトンがうまく行くならカプトンにしようかと思う。

ただ、ベッドの温度は結構上げる必要があるかも。

Category: [FABtotum][3Dプリンター] - 22:12:15

blog/2015-02-21

FABtotumでABSまとめ

ABSでもまあまあ綺麗に造形できたのでこの辺でまとめておこうかと思う。
まとめのページも作ったのでそちらも見ていただければと思う。
まとめのページに使ったSlic3r用の設定ファイルと置いた。ただし仕様外なので使うときは自己責任でお願いします。

結局のところ重要なのは

  • ノズルの温度を高くする。
    • 僕の場合240℃〜250℃ぐらいにした。ただし仕様外なので注意
  • 台(ベッド)にガッチリと固定する
    • ABS接着剤や強力な両面テープを使う
  • ファンを止める
    • 特に2〜3cmを超えてくると歪が出てくる。
      • 逆に小さなもの、細かいものはファンをつけたほうがいい
    • 台(ベッド)の温度は低くても大丈夫。例えば40℃
      • 逆に高いと全体的にダレた感じになる

作るものによって多少変える必要があると思う。

面倒だなと思う人はPLAを使った方が良いと思う。

Category: [FABtotum] - 12:01:28

FABtotumでABSその7

いろいろな両面テープを試してみたところ前の記事で書いた「はがせる強力両面テープ」では接着力が微妙に弱かった。

造形できなくもないが、一層目がすかすかになってしまい、ひどいと二層目と剥がれてしまう。
問題無いレベルかもしれないが気になる。

超強力両面テープというのがあってこれだと一層目も密に積層できる。
しかし、ベッドから剥がしにくいので、薄いはがせる両面テープの上に超強力両面テープをはると両方の利点が得られる。

もし、はがせる超強力両面テープというのがあればいいかもしれない。

Category: [FABtotum] - 09:50:14

blog/2015-02-18

FABtotumでABSその6

ABSでの造形はいろいろ調整する値が多くてまだうまく行っていないが反りに関しては良くなってきた。

世の中には「はがせる強力両面テープ」という何か矛盾するような両面テープがあって中々良い。
造形物も剥がしやすいし、両面テープ自体をベッドから剥がしやすい。
使用温度は80℃までとなっているが100℃ぐらいにしても特に問題はなさそう(やる場合は自己責任で)

もう少しABSで頑張ってみようかと思うけど、PLAに走るかも。

Category: [FABtotum] - 17:07:15

blog/2015-02-17

FABtotumでABSその5

そろそろABSを諦めようかと思ってPLAのフィラメントを買ってしまった。

ところがうまく行っているらしい人の投稿では「ファンを止めている」らしい。
これはやってなかった。というかファンの配線を抜くか切るかしているかと思っていた。
でもよくよく調べてみると冷却用のファンはGCodeの設定(つまりはSlic3rなどの設定)で止められるらしい。
ABSは急激な冷却で反るらしいので冷却用のファンを止めるのはいいかもしれない

そこで、

  • ファンを止める
  • ベッドの温度を110℃

としてプリントしてみた。

結果反りはかなりなくなったが、全体的にダレた感じになってしまった。ベッドの温度が高すぎたのかもしれない。
でも答えはこの先にありそうだ。

以前の反ってしまったものを見てみると最初の数mmで反っているので、この部分だけファンを止めて高いベッド温度にすれば良いのかもしれない。
Slic3rでは、ファンを止めておくレイヤ数を指定できるのでそれを使ってみる。
よく考えてるなあ。というか本来はそう云う物かもしれない。勉強不足かも。

Category: [FABtotum] - 00:24:56

blog/2015-02-15

FABtotumでABSその4

いろいろやっていたら何故か前の投稿のうねうねはなくなった。
ノズルがつまり気味だったのかもしれない。

今までベッド(台)にABS接着剤をつけてやっていたが、ABS接着剤自体を取りにくいし、凸凹してしまうので両面テープを使ってみた。
結構良いかも。反ってしまうのはまだ避けれられていないが、ABS接着剤と同程度な感じ。

毎回貼り直さないとダメかもしれないが、幅の広い両面テープもあるのでそんなに大変じゃないかも

Category: [FABtotum] - 10:25:10

blog/2015-02-14

FABtotumのページを作った

前からあったけど「FABtotumのページ」を作った

Category: [FABtotum] - 22:47:17

FABtotumでABSその3

ヘッドもどうにか直ったので、再びABSで3Dプリントを始めた。
すると以前なかった現象が起こった

第一層目がうねってしまった。
本来は直線的に材料が出てくるのに波打ながら出てきてしまう。

abs_wave1.jpg

そのため一層目の表面なが凸凹になり二層目以降がちゃんとつかない。
また、一層目も剥がれやすくなってしまって、結局うまく行かない。

abs_wave2.jpg

感じとしてはヘッドが動くよりも早くフィラメントが送り出されている感じ。
しかし、二層目以降は普通にまっすぐ排出されるので一層目だけの問題っぽい。

フィラメントの送り出し速度は以前と変わっていないはずなので何が原因がわからない

Category: [FABtotum] - 20:51:22

blog/2015-02-13

FABtotum復活

温度センサーの線を繋げたらエラーが出なくなった。
使えそう。

温度センサーの線はハンダ付けだとまた取れるかもしれないので、コネクタの部品で圧着して接続した。もう一本の方もいずれ取れるかもしれないが、その時はまた治そうと思う。

heater_line_fixed.jpg

それにしてもArduino基板の方が壊れてなくてよかった。
壊れていたら直せないだろうなあ。
その場合はFABtotumの会社に送るか新しいボードを買わなくちゃならない。

Category: [FABtotum] - 21:56:26

FABtotumのシステムが飛んだその後のその後

ヘッドのピンをテスターで調べてみたら温度センサ(サーミスタ?)が切れているらしかった。 (ちなみにヒーターは13Ω)

そこでヘッドを分解して調べたら温度センサへの配線が切れていた。
切れたというよりハンダ付け(ろう付け?)してあった部分が外れたみたい。
これがおそらく「Head not properly locked in place」と表示された理由だろう。
もし温度センサへの配線がハンダ付けだったら温度を上げすぎて溶けてしまったのだろう。

heater_line.jpg
continue on: [FABtotum復活]
Category: [FABtotum] - 15:46:11

blog/2015-02-12

FABtotumのシステムが飛んだその後

新しいSDカードにイメージを書き込み直して立ち上げたら立ち上がった。
FAB UIにもつながったが相変わらず「Head not properly locked in place」というエラーメッセージが出て消えない。

FABtotumのフォーラムに同じ問題を抱えている人の投稿があった
英語なのでちゃんと読んでないけど、電極の接触が悪いとか、温度を測れていないのかもとか書いてあって、どうもヘッドが壊れたかもしれない。

やっぱり温度上げ過ぎか....

Category: [FABtotum] - 23:13:41

FABtotumのシステムが飛んだ

画面上のヘッドがどうこうというエラー(Head not properly locked in place)が出て消えなくなったので、電源を切ったら再度立ち上がらなくなってしまった。
HDMIにディスプレーをつなげて様子を見るとどうもOS自体が壊れているみたい。
再度SDカードにイメージを書きなおして立ち上げてみたがうまく立ち上がらない。

普通は電源を入れると緑のランプが点滅するのだけど、今回はついたまま。

想像していることは、

  • SDカードが壊れた
    • 新しいSDカードでやってみる。
  • 制御用のArduino基板が壊れた。あるいはファームウエアがおかしくなった。
    • FABtotumに送るの?

Arduino基板が壊れたとしたら厄介だなあ。
ノズルや台の温度を上げまくったのが良くなかったのかなあ
ABSを使うのをやめようかなあ。PLAも安いし。

Category: [FABtotum] - 15:13:43

blog/2015-02-11

FABtotumでABSその2

bedの温度を上げたらそりは少し小さくなった。
たまたまかもしれないのでもう少し様子を見ようかと思う。

ABS接着剤ではなくペースト状のものの方が良いのかもしれない。

ABSだとプリント中の匂いがきついのもあるのでPLAの方が良さそう
ちなみにFABtotumに最初おまけでついてくるフィラメントはPLAっぽい

ABSのフィラメントを買ってしまったのでしばらくABSで頑張ってみようかと思う。
挫折してPLAに走るかもしれないが。

Category: [FABtotum][3Dプリンター] - 01:50:56

blog/2015-02-03

FABtotumでABS

前の記事の続き。
なんとかABSでも造形できた。やはり肝はノズルの温度だった。
ただし、台の温度設定が良くないのか歪んでしまった。

以下に条件

  • 一層目
    • ノズル温度:250℃
    • 台の温度:80℃
  • 2層目以降
    • ノズル温度:240℃
    • 台の温度:80℃
  • 台にはABS接着剤を塗って密着性を上げている。

これでも台から浮き上がってしまったので、台の温度をもっと上げるか、接着剤を見直す必要があるかもしれない。

FABtotumの仕様ではノズルの最高温度は230℃となっているので上記の設定では仕様をオーバーしています。もし同じような条件でやる場合は自己責任でお願いします。

本来真っ直ぐになるはずが曲がってしまった

abs1.jpg

曲がっている側が台についていた側。

abs2.jpg
Category: [FABtotum][3Dプリンター] - 23:51:10

FABtotum気づき事項4

ABSは難しい。PLAなら苦労なくできるのではないかと思う。

  • ABSはPLAよりも高温で溶けるので、ノズルの温度が低いとフィードされない。
    • 滑っているみたいで手でフィラメントを押すとフィードされる。
  • 台の温度が低いと反って剥がれてしまう

で、前の記事にも書いたリンクによると、

  • 一層目のノズル温度は240℃で台の温度は90℃、2層目以降はそれぞれ230℃、80℃でうまく行ったとのこと。
    • しかし、FABtotumの仕様ではノズル温度230℃で台の温度は80℃までとなっている。多分G-code内で指定できるのだろう。
    • さらにファンも止めたみたいだ。

怖いので一層目も2層目もノズル温度を230℃、台の温度を80℃でやってみたが、やはりフィラメントの送りがうまく行かない。
同じABSでも製品によって違うのかもしれない。もう少し高い温度でやってみようと思う

Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 02:12:43

blog/2015-02-02

FABtotum気づき事項3

  • ABSを使うときに気をつける必要がある。
    • 台のガラスとABSの密着性が悪いため、途中で剥がれてしまいちゃんと造形できない。
    • ここにある通り以下のどれかをする必要があるみたい。
      • ヘアスプレーを塗布
      • ABS接着剤を塗る
      • カプトンテープを貼る
      • ガラスの台をサンドブラストなどで粗して密着性を良くする。

下の2つ(カプトンとサンドブラスト)はやりたくないので接着剤を塗ってみようかと思う

Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 13:52:26

blog/2015-01-24

FABtotum気づき事項2

  • プリント前にダミーのプリントをやったほうがいいかも
    • はじめの方で材料がすぐに出てこなかったり、タレたりするので。
  • フィラメントを入れるスペースが小さいので厚いロール(spool)は入らない
    • ここにロールのサイズが出ているが、55mm厚のロールはうまく入らなかった
    • 55mm厚だと直径が20cmより小さくないとダメらしい。
Category: [FABtotum][3Dプリンター] - 13:37:56

blog/2015-01-19

FABtotum気づき事項1

日本でのユーザーは少ないかもしれないけどFABtotumに関していくつか気づいたこと

  • 値段の割によく出来ていると思うがところどころ怪しい。
    • ドアやパネルが磁石で固定する方式でその磁石が接着剤でくっついている。そのうち壊れそう
  • 正面のドアが開けにくく、ちゃんと締まらない(ドアのスイッチ「safety lock switch」が強すぎる?)
  • 材料のフィラメントが通る白いパイプからフィラメントが出ていると、白いパイプがヘッドにちゃんとささらない。
    • 白いパイプがちゃんとヘッドにささると、手では簡単に抜けない。
    • ちゃんとささっていないとフィラメントが送り出されない。
  • 台がガラスなのでカプトンシートを敷いたりしなくて良い。
    • 便利
  • Z方向のステップが細かいため、他所で見た3Dプリンターよりも出来は良さそう。
    • その分遅いかも。Zステップを変えられると思うので物に応じて変えれば良いと思う
Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 00:47:33

3Dプリントできた

前の記事の通り、FABtotumが立ち上がって使えるようになったので早速使ってみた。

立ち上がったあとは
http://169.254.1.2/
にアクセスするとWebベースの「FAB UI」というシステムでいろいろ操作できるようになるのだけれど、この「http://169.254.1.2/」にアクセスするのがいまいちうまく行かなかったので面倒になり、FABtotum側のIPアドレスを変えてしまった。
(IPアドレスを変える方法は「Raspberry pi 固定IP」などで検索すると出てくるのでここでは記述しない。まあ、Debianと同じなのだけど)

まずアクセスするとアカウントを作れと言われるので適当に作る。
自分しか使わないだろうにメールアドレスが要求される。というかメールアドレスをIDにしているのかも。

登録後、ログインすると設定しろと言われるので設定を開始する。
最初はサンプルの台「bed」の水平出しを行う。
自動でプローブ(針状のもの、3Dスキャンで使う)が飛び出し、サンプル台の4点の高さを測る。
その結果から台の四隅の調整ネジを回す角度と方向が表示される。
その通りに回すと何故か行き過ぎるので少し回しては再度計測というのを繰り返したほうが良いかもしれない。すべての点が許容範囲に入ると次に進める。

次は3Dプリンターのノズルの高さ調整をする。
ノズルと台との間にコピー用紙を挟んでコピー用紙がなんとか動く程度の高さに調整する。
この時、ノズルも台も熱くなっているので注意しろ言われる。

その後に「Engaging」ボタンを押せとか出てくるのでその通りにする。僕の場合はすでに押してある状態だった。
4軸CNCや3Dスキャンをするときは飛び出した状態にしないとならないみたい。

設定が終わるとプリントできるのだけど、今はまだ自分の3Dデータがないので「Objectmanager」というところにあるサンプルをプリントしてみた。

ちっちゃな人形なのに1時間ぐらい掛かった。3Dプリントは遅いとは聞いていたけどこれでも早いほうかもしれない。

プリント中

fabtotum_printing1.jpg

出来上がり

fabtotum_keychain.jpg
Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 00:29:48

blog/2015-01-17

3Dプリンタ(Fabtotum)が立ち上がらない

早速ごつい箱から取り出し、電源ケーブルをつなげ立ち上げてみたが、立ち上がらない!

緑色のライト(説明書ではyellowとなっているが緑。百歩譲って黄緑)がずっとゆっくり明滅している。
調べてみると緑(yellow)の明滅は何らかの問題でちゃんと立ち上がっていないらしい。

制御コンピューターがRaspberry Piで左側の蓋を開けると簡単にアクセスできるのでHDMIケーブルをつなげてディスプレイに表示させてみた。
OSは立ち上がっているみたいだけど、途中で何か問題があるらしい。

その問題を解決するのは面倒だと思って更に調べてみるとトラブルシューティングのページにSDカードが悪いんじゃない的なことが書いてある。
つまりOSというかFabtotumのシステムを入れなおすと治るらしい。

が、トラブルシューティングのページにあるSDカードのイメージのリンクがおかしい。
さらに調べるとここのページにあるリンクが良いみたい。

このFabtotumイメージを使って新しいSDカードに書き直して、Raspberry Piに挿して電源をONしたら数分後ちゃんと立ち上がった!!

ただし、説明書では電源ONすると2回のビープがなり、黄色の明滅(見た目は緑)して数分後白い光に変わってビープ2回なのだが、僕のマシンではちゃんと立ち上がっても白い光にはならなかった。
でも、問題なさそうなのでこのまま使ってみる。
→2回のビープ音が鳴った時に一瞬白く光る。

Category: [3Dプリンター][FABtotum] - 11:59:13

 

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Last-modified: Sat, 11 Nov 2017 23:14:36 JST (2903d)