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Xilinxの統合開発環境「ISE WebPACK」のインストール

Xilinxは、FPGA/CPLDメーカーでは、たぶん唯一Linux向けの開発環境を提供している。
ISE WebPACKというのがそれで、Windows用とLinux用がある。
無償(無料)だけれどユーザー登録してからでないとダウンロードできない。
Red Hat用しか無いけれど、実際には他のディストリビューションでもインストールできる。

シングルプログラム(1.4GBぐらい!)と言うのをダウンロードして解凍すると「xsetup」という実行形式のプログラムがあるのでこれを実行すればよい。「xsetup.exe」はWindows用。
実はこれは単なる32bitOSか64bitか判断しているだけのスクリプトなので、32bitのLinuxなら「bin/lin」にある「xsetup」を実行すればいい。

インストールは「Cable Driver」(書き込み用)をインストールする場合以外、rootになる必要はない。
途中で「Cable Driver」をインストールするか選択するところがある。「Cable Driver」をインストールするのは敷居が高いので選択しないほうがいいかも。
その代わり「Xup」というオープンソースの書き込みプログラムを使えばよいだろう。

さらにパスを指定する必要がある。例えば64bitならこんな感じのものを「.bashrc」に追加する。もちろん実際のパス通りに記述する

#For Xilinx ISE Webpack
export PATH=$PATH:/opt/Xilinx/14.7/ISE_DS/ISE/bin/lin64
export PATH=$PATH:/opt/Xilinx/14.7/ISE_DS/common/bin/lin64

32bitなら

#For Xilinx ISE Webpack
export PATH=$PATH:/opt/Xilinx/14.7/ISE_DS/ISE/bin/lin
export PATH=$PATH:/opt/Xilinx/14.7/ISE_DS/common/bin/lin

で設定があっていれば

$ ise

とやれば立ち上がる。最初にライセンスの設定をする必要がある。

参考リンク


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Last-modified: Tue, 12 Apr 2016 19:10:53 JST (3383d)