ルビジウム原子時計(発振器)と言うのがあって非常に正確な時計で昔は標準時を決めるのに使われていた。 今では携帯電話の基地局にも使われるらしく、中古市場(ジャンク)にも良く出てくる。 さらには、高くて簡単には手が出せないが、とても小型のモジュールも販売されている。
そのルビジウム原子時計を検索してみると、多くのオーディオマニアのページが引っかかる。 驚くのはその技術力だけではない。 中にはTCXOと呼ばれる温度補償した高安定の水晶発振子と聴き比べをしているのである。
え、聴き比べ?
そして、「そんなの圧倒的に安定性の高いルビジウム原子時計の方が良いに決まっているだろう」と言う素人の浅はかな考えはは脆くも打ち砕かれるのである。