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Linux+電子工作(ハード)のページです。
Linux経由でハードをいじるという時の日本語の情報があまりないので、何かの足しになればと思います。
まだ、情報は少ないですが、徐々に増やしていく予定です。

ちなみに使っているディストリビューションはDebianのunstableです。

主に秋月電子など通販で安く買えるところで買える部品を使うようにしています。なので入手性は良いと思います。
どうしても手に入らない場合はチップワンストップDigkeyで購入します。

Twitter始めました→@tantinjp

適当に作り語る

blog/2012-09-09

ブラシレスモーターを回してみる

ステッピングモーターも回したしサーボモーターも回した
となると残るはブラシレスモーターを回せば、メジャーなモーターは大体回したことになる。

ブラシレスは他のロータの角度を検出する必要があるのでモーターと違って多少面倒だ。
(サーボモータはモータ自身で制御している。)

ローターの角度を検出する方法として、ホール素子を使う方法とコイルの起電力を検出する方法があって、特に後者をセンサレスと言う。

回すのが面倒だと言いつつも、実は専用のドライバICがあるのでそれを使えばそんなに大変じゃない。
1A程度の電流で済むなら、ドライバIC1つで回すことができる。冷却ファンなどはこう言うチップを使っているようだ。

でもどうせブラシレスモーターを回すならゴツいモーターを回そうと、ラジコン屋で売っている数十Aのモーターを買ってみた。 この位の電流だと、外部にFETをつなげるタイプにする必要があるし、ラジコン用だとホールセンサもついていないので、センサレスタイプにする必要がある。

で、選んだドライバがAllegro MicroSystemsA4960というもの
外部にFETを取り付けるタイプで、センサレスだ。

なかなか良さそうな石だけど、入手性が悪くて、Digi-keyでしか買えなかった。

SPI (シリアル)で設定ができて、単純にはRUNレジスタのRUNビットを1(初期値は0)にして、PWM端子にPWM信号を入れると回り出す。
同じRUNレジスタにDIR (方向)ビットがあるのでそれを変えれば回転方向が変わる。

最初、いくら設定しても回らなかったが、よくよく見てみたら突入電流が大きくて、ロジック用の電圧が降下していたためだった。
でかいコンデンサをつけて強引に突入電流に耐えられるようにしたら回った。

突入電流を抑えるために、抵抗を入れたり、もしかしたらA4960に突入電流用の機能があるかもしれないのでそれを使うなどの対策をしようかと思う。

Category: [motor] - 21:35:11

blog/2012-08-25

無鉛ハンダ考

環境に悪い、人体に悪いなどで最近のハンダは鉛が入っていない無鉛ハンダ(鉛フリーハンダ)しかなくなってしまった。
いつもは昔買った趣味で使う分には一生掛かってもなくならなさそうなハンダを使っている。(捨てるべき?)
なので気にならないけど、たまに新しいハンダ、つまり無鉛ハンダを使うと半田付けが下手になったように感じる。

溶ける温度が高いし、ハンダ付け後のハンダもなにやら曇っていて見栄えが悪い。
その他、信頼性やら寿命やらコストやらいろいろな問題があるらしい。

さらに、ある人の話だと世の中にある鉛のほとんどは鉛蓄電池(車に使われているもの)でハンダに入っている鉛など微々たる物らしい。
つまりは世の中を無鉛化するのに無鉛ハンダを使うことの費用対効果は低いらしい。

そう考えると昔の鉛入りハンダでいいんじゃないかと思ってしまう。

しかし、世の中の流れには逆らえないのだろう。

Category: [独り言] - 16:08:36

blog/2012-08-17

ノートPCのファンがうるさい

家で使っているノートPC(Toshiba satellite L40 213Y)のファンが急に異音を出し始めた。
はじめのうちは軽く叩いたり、押してみたりすると音が静かになったのでしばらく使っていたけど、そのうちそれでも収まらなくなってきた。

しょうがないので分解してみることに。

CPUの冷却ファンのため結構深くまで分解する必要があった。だた、掃除用の穴がすぐに開けられるのはすごいなあと思った。

ファンを取り出し、手で回してみると、なんとなく引っかかる感じがする。
そこで、ファンも分解することに。

ファンを分解すると、簡単にブレードが取り外せた。
ブレードの軸を見てみるとなにやら筋がついている。もともとなのか、焼きついたのかはわからない。

ファンの型番(KDB0605HB)で検索すると、海外のサイトしか引っかからなかったので、何とか直してみようと、掃除してグリスをつけようとしたら、グリスが手元になかった。
しょうがないので自転車用のオイルをつけた。だめだったら、怪しげなサイトから買ってみよう。2,3千円だし。

ファンを組み立てて手で回してみると、最初の違和感はなくなっている感じ。
ほかにやれることもないので、そのまま組み立てた。

で、電源を入れたら、静か!異音が出始める前より静かになったんじゃないかと思う。

しばらくこれで使ってみる。

Category: [トラブル] - 01:29:21

blog/2012-07-27

XBee経由でArduinoにアップロード

XBee透過モード)経由でArduinoに書き込もうとしたとき、両方のXBeeのDTRをつないでいても

avrdude: stk500_getsync(): not in sync: resp=0x31

というエラーが出て使えない。
オシロで波形をみていないので分からないけどDTRは透過していないのかも

ただし、Arduino IDEの書き込みボタンを押した後、すぐにArduinoのリセットボタンを1、2回押すと書き込める。
何回も押したり、押しつづけたりするとエラーになる。

DTRを使わずに書き込む方法もあるようだ。

Category: [Arduino][XBee] - 20:54:49

XBeeに関して

XBeeに関して最近わかったこと

  • CHとIDがあっていれば、DLとDH(相手アドレス:Destination address)が適当でもつながるっぽい
    • 逆にCHとIDが違うとどうしてもつながらない
  • CHの変え方がわからない
  • 1対1通信なら、CoordinatorのDLとDH(相手アドレス)を0000ffffに設定するよりちゃんと相手のアドレスを指定する方がデータ落ちがすくない
Category: [XBee] - 20:43:18

blog/2012-07-21

秋月のジャイロ3

continue form: [秋月のジャイロ2]

カルマンフィルタを用いることで、だいぶ安定するようになった。

秋月のジャイロモジュールの場合、ハイパスフィルタが入っているので取り除く必要があるかと思ったが、今回使用したアルゴリズムだと、そのままのデータで問題がなかった。
積分する必要もなかった。逆に積分してしまうと値がおかしくなってしまった。

カルマンフィルタに関してほとんど知らないので、なぜかは良く分からない。単純に加速度計のデータの方が重みがあるのかもしれない。

これで姿勢制御ができれば、いろいろなものに応用できる。

Category: [Sensor] - 12:38:18

blog/2012-07-19

秋月のジャイロ2

continue form: [秋月のジャイロ]

先日書いたように、秋月のジャイロ(ENC-03R)をいじくっている。
うまく安定動作ができないので調べていたらArduinoでカルマンフィルタを使っている例が見つかった。

2番目の方でArduinoのスケッチが公開されているのでそれを参考に修正して(といっても自分の回路に合わせただけ)使ってみたら綺麗に動いた!
すごい!

使っているのは

ちゃんと定数を設定していないけど、回転させて元の位置に戻すと、値もちゃんと戻る。
軽く叩いたりしても、加速度データは揺れるが、角度データは揺れない。

すばらしい。もうちょっといじってみる予定

continue on: [秋月のジャイロ3]
Category: [Sensor] - 12:27:10

blog/2012-07-17

秋月のジャイロ

倒立振子もおもしろそうだと思い、秋月のジャイロ(ENC-03R)をいじくっている。
結論から言うと良く分からん (^^;

ジャイロはそもそも角速度を出力するものなので、ジャイロの出力を積分すれば角度となるはず。
ところが、秋月の小型圧電振動ジャイロモジュールの場合、ハイパスフィルタが入っているため、単に積分しただけではおかしな事になる。
なので、いくつかのサイト(ENC-03Rで検索されるほとんどのサイト)では該当するコンデンサ(ENC-03Rにつながっている)を取り除いてショートしてハイパスフィルタを除去している。

じゃあ、秋月の回路が悪いのかとなると、そうとも言えない。
というのも秋月の他のキット同様、メーカーの推奨回路そのままだからだ。

メーカーの推奨回路となれば、きっと使えるはずだ

ということで四苦八苦しながら、そのまま使っているが、うまくいかない (^^;
ハイパスフィルタで微分されているということで1度積分すれば角速度になり、2度積分すれば角度になるはず。
ところが、ドリフトが大きく、2度積分するとドリフトが2乗で増えていく!!

とにかく最初の積分でドリフトを抑えないといけないと思うけど、どうやるのだろう?
単純にはジャイロの出力が0になったら、角速度を0にしてしまえばいいけど、等角速度運動のときにおかしくなるし、ゼロクロスするときにもおかしくなる。
ジャイロの出力が何度か0が続いたら、角速度を0にしてしまえば、多少問題は解決されるけど、じゃあ何回0が続いたら?となると定量的な理由が見当たらない。

他の方法は、加速度計の出力と比較して、ドリフトを抑えてしまう方法だけど、まだやっていない。この方法だと角度のドリフト、オフセットは抑えられるけど、角速度は難しい。
加速度→重力との角度→角度の変化(角速度)?
あるいはカルマンフィルタか。

道は長そう。また、くじけそう (^^;

continue on: [秋月のジャイロ2]
Category: [Sensor] - 22:52:06

blog/2012-07-04

KiCADでXが落ちる。その2

continue form: [KiCADでXが落ちる]

何も解決してないけど、どうもバグらしい。
1年以上前からバグと報告されているみたいだけど未だに直ってないみたい。

Category: [トラブル][KiCAD] - 00:38:47

blog/2012-06-30

いよいよFPGAに?

ArduinoSHだ言っていたのに前の記事でまたPICに走って、落ち着きのないやつだなあと思われたかもしれない。

なぜ、また急にPICを取り扱うかというと実は「USB-Blasterもどき」なるものを作るためだったのです。

USB-BlasterはALTERAFPGAやCPLDに書き込むためのJTAG系ライターなんです。
実際これを買おうとすると数万するのですが、「USB-Blasterもどき」は、何と部品代だけなら1000円を切るというもの。
すごいです。

今まではLinux上でFPGA/CPLDを開発する環境がほとんどなかったんです。書き込みも簡単ではなかったため、かなり敷居の高いことだったんです。
そのため、FPGAに手を出したいなあと思いつつも出せない状況でした。(Windowsでやれと)
FPGAが使えないと何となく大きな死角があるような感じで、劣等感さえありました。
ところがALTERA関連に書いたように、最近(すくなくとも気づいたのが最近)、ALTERAの開発ソフト「Quartus II ソフトウェア ウェブ・エディション」はLinuxで動くし、無償だし、書き込みもできるようになっていました。

これはLinuxでFPGA/CPLDを開発しないわけにはいかないだろうということで、まず、件の開発環境「Quartus II」をインストールし、書き込みデバイスの「USB-Blasterもどき」を作ったということです。

「USB-Blasterもどき」を作るためにPICをプログラミングする必要があったわけです。

まあ、結局落ち着きのないことにはかわりないのだけれど (^^;

Category: [FPGA,CPLD] - 01:21:14

blog/2012-06-26

pk2cmdでPICに書き込む

今まで、LinuxでPICに書き込むのに、「秋月のPICライター + akipic」から始まり、「自作のライター + Picprog」、「Writer509 + picw509」と渡り歩いてきた。
残念なことにakipicpicw509」は開発がストップしてしまい、対応デバイスを増やすのが難しいか面倒なことになってしまった。
自作のライター + Picprogはまだ使えるかも知れないけど、最近は使っていなかった。

そこで、Microchip製のPICkit 2秋月で売っていたから買ってみた。

PICkit 2ならMicrochip公式のpk2cmdが使える。
しかも、Linux版もある。
Microchip公式ならほとんどのPICが使えるはずだし、新しいデバイスが出ても対応するので安心だろう。

ということでこれからは、「PICkit 2 + pk2cmd」で書き込もうと思う。

言うまでもないかもしれないけど、「pk2cmd」にインストールのしかたを書いた。

Category: [PIC] - 01:13:26

blog/2012-06-23

KiCADでXが落ちる

プリント基板CADとしてKiCADを使っているのだけれど、PCBnewを使っていると、たまにXごと落ちる。
特にゾーンを塗りつぶした後がひどい。重いからだろうか。

ゾーンを塗りつぶして仕上げ段階では、おそるおそる使っている。
今まではそんな事はなかったので、GNOME3との相性が悪いのかなあ。

検索してもうまい解がみつからないが、KiCAD + pyGerber2Gcode でGコードを作って、CNCでプリント基板を作るのが便利なので、このままなだめなだめ使っていこうかと思う。

Category: [トラブル][KiCAD] - 21:47:06

blog/2012-06-21

SHクロスコンパイラ構築恨み節2

continue form: [Renesas SH cross compiler]

で、まあ時間は掛かったけどクロスコンパイラの構築は何とかなったと。
つぎに、実際にプログラムをコンパイルするには、それぞれのCPUのヘッダーファイルが必要になるわけだけど、これがなかなか見つからない。

レジスタ定義ファイルと呼ばれるらしいが、ルネサスのWebサイトで検索しても見つからない、ググっても見つからない。
かなりの時間を掛けてやっと見つかった感じ。

なのに登録制!

なんで?
だってチップ持ってる人しか使わないでしょ。ヘッダーファイルごときケチケチするなと。

そんなこんなでヘッダーファイルも手に入れ、やっとこさコンパイルできる状況に。
コンパイルしてみると

sh-hitachi-elf-gcc: エラー:hoge.c: C++ コンパイラはこのシステムにインストールされていません

と。
gccをコンパイルしたことがある人ならすぐにわかるのかもしれないが、この原因も結構ググらないとわからなかった。
結局はgccのconfigureするときに

--enable-languages=c,c++

というオプションをつけるべきところを

--enable-languages=c

となっていたためだった。

そしてやっとコンパイルがうまくいった。
でも、できたのはバイナリファイル。
実際に書き込むときにはMOTファイルが必要なので、MOTファイルを作る必要がある。

これは今までのググりのおかげですぐに見つかった。
でも、まだ自作のプログラムではやっていない。

先はまだまだありそうだ。

Linuxユーザーにまで気を使えないのかも知れないが、なんとかならないもんかなあ。
少なくともヘッダーファイルやライブラリはもっと気軽に使えるようにしてほしいものだ。

Category: [SH,H8] - 00:01:03

blog/2012-06-20

Renesas SH cross compiler

PICやArduinoだと非力なときがあるので、より速いCPUが使いたくなり、ルネサスのSHに走ってみることにした。
ARMやAVRの速いCPUにするというのもあるけど、やっぱり日本人はSHでしょ?
ルネサスも経営がうまくいっていないらしいし。

で、開発環境を構築する必要があるので、まずはクロスコンパイラの構築をした。
構築の仕方は「クロスコンパイラの構築」に書いたので、ここはいかにコンパイルが面倒だったか、恨み節的なことを書いていくw

AVRやPIC、ARMなどはLinux向けの開発ツールが出回っていて、いろいろなディストリビューションの公式パッケージになってたりするが、SHの場合、皆無に等しい。
「Windowsでやれ」と言わんばかりだ。

クロスコンパイラの構築の仕方をググってみても、上の方に出てくるページでは内容が古かったりして、なかなか思うようにできない。
散々ググってみてやっとわかる感じだ。

たとえば、binutilesのコンパイルのとき

$ ../binutils-2.22/configure --prefix=/usr/local/sh_cross_4.7 --target=sh-coff
$ make

とやると書かれていたりするが、やってみると

"sh-coff"  This target is no longer supported in gas

といわれる、targetの名前が変わっているのだ。
しばらく検索すると「sh-hitachi-elf」としているページが見つかる
これでもうまくいくが、昔は日立が作っていたとしても今はルネサスなので古い気がする。
さらにググると「sh-renesas-elf」としているページが見つかる。これは納得。

次にgccのコンパイルを始めるとconfigのときに

checking for the correct version of gmp.h... no
configure: error: Building GCC requires GMP 4.2+, MPFR 2.3.1+ and MPC 0.8.0+.

とでる。GMPやMPFR、MPCといったライブラリをインストールする必要があるらしい。
このことも結構検索しないと書いてあるところが見つからなかった。
結果としては「クロスコンパイラの構築」に書いた通り、「libmpc-dev」パッケージを入れればよかった。

長くなるので一旦終わり

Category: [SH,H8] - 23:44:56

blog/2012-06-09

Optibootを使ってみる3

相変わらずOptibootはうまくいっていない。というか半ば諦めぎみ。誰かが解決してくれるまで待とうかな。

今まで分かったことは、いろいろ手を加えるとシリアルで送信受信はできる。少なくとも受信には問題ない。
前の記事で「getch()」のループで抜け出せないと書いたけど、1回目はうまく抜け出している。

あと、「getch()」だけでなく「verifySpace()」でもループから抜け出せなくなる。

これから何となく分かることは、どうもwatchdogが悪さをしているみたいだ。
ループは大体、watchdogの割り込みを利用して抜けているみたい。
なので、watchdogがうまく行かないと、どこかで引っかかったままになるのではないだろうか。

で、どの辺が悪いのか。「watchdogConfig()」で時間を変化させているけど、ここを2回通るとおかしくなる。

というわけでwatchdogの設定でおかしくなっているみたい。

知っている人にしてみたら問題ではないのだろうけど、もう面倒くさいw
古いブートローダーでも問題ないし。

Category: [Arduino][トラブル] - 11:17:02

blog/2012-06-02

Optibootを使ってみる2

まだOptibootはうまくいっていない
とりあえずメモを兼ねてわかったことを書いていく

ググってもなかなか情報が見つからないので、ソースを直接見ることにした。

まず、デバックのために「LED_DATA_FLASH」をつけてコンパイルする。具体的にはMakefileで

atmega328: CFLAGS += '-DLED_START_FLASHES=3' '-DBAUD_RATE=115200' '-DLED_DATA_FLASH=1' 

みたいにやる。これが定義されていれば、本来はLEDがつきっぱなし(または点滅?)になるはず。
でも、一回つくと消えてしまう。
このことが意味するのは、プログラム内の無限ループ

/* Forever loop */

と書かれている部分のどこかで止まっている。

ソースを書き換えて、必ず送信するようにする。そしてターミナルでシリアル通信すると、ちゃんと送信してくるので、RS232のスピードなどはあっているらしい。

で、どこで止まっているかを見ると、受信するサブルーチン「getch」で引っかかっている。もっと言うと

 while(!(UART_SRA & _BV(RXC0)))
   ;

という部分で抜け出せないでいるみたい。
ここは受信待ち(受信準備待ち?)のところみたい。

ということは、受信できてないってことか。
古いブートローダーでは問題ないのでハード的な問題ではなさそうだけど、何か設定の違いかもしれない。

とりあえず古いブートローダーのソースと見比べながら解決していこうと考えているけど、挫折するかも。

Category: [Arduino][トラブル] - 09:36:29

blog/2012-06-01

Optibootを使ってみる1

最近のArudinoのブートローダーはOptibootというものに変わったらしい。
Optibootは以前のブートローダーよりも軽量で速い?らしい。少なくともサイズが小さいので書き込みは速いらしい。

ダウンロードページからzipファイルを取ってきて適当なところに解凍。
そのディレクトリで、必要ならMakefileを書き換えて

$ make ボード名

とするとブートローダーができる。
今回はやはり20MHzとして動かすので、クロック周波数を20MHzに変更した

ソースページに「board.txt」があるので参考のために取ってくる。
その対応する部分を使っているboard.txt(たとえば/usr/share/arduino/hardware/にある)にコピーする。

コンパイルは簡単にできた。できたブートローダーの書き込みもできる。
しかし、スケッチを書き込む段階になると

pins_arduino.h がない

といわれる。
コピーした部分だけではちゃんとパスが通っていないらしい。board.txtの該当部分に

xxxxx.variant=eightanaloginputs

を付け加えるとエラーは出てこない。

ところが、いざ書き込むと

avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding

といわれる。
元のブートローダに戻すと問題ないので、新しいブートローダーに問題があるみたい。

そういえば、Optibootを書き込んだ後、LEDが光らなかった。
Optibootも書き込んだ後、LEDが光るのかどうかわからない。
ググって見てもそのことが書いてあるページが見つからなかった。
逆に特に触れていないところを見ると以前のブートローダーと変わらない、つまり、光るのかも知れない。

ソースを見たが光りそうな雰囲気ではある。

考えられるのはコンパイルがうまくいっていないことと思う。でもエラーは出ていなかった。
あるいは通信速度が速すぎる(57600から115200に変わっている)か。

今日はこの辺でギブアップ

Category: [Arduino][トラブル] - 00:05:32

blog/2012-05-29

FT232RLの問題

FT232RLが認識しないという問題があった。
正確には認識しないのではなく、一瞬認識してすぐに切断されてしまう現象。

[89967.666991] usb 6-1.2: FTDI USB Serial Device converter now attached to ttyUSB0
[89971.127451] usb 6-1.2: usbfs: interface 0 claimed by ftdi_sio while 'brltty' sets config #1
[89971.127954] ftdi_sio ttyUSB0: FTDI USB Serial Device converter now disconnected from ttyUSB0
[89971.127962] ftdi_sio 6-1.2:1.0: device disconnected

どうも「brltty」というのが悪さをしているらしい。
このページにあるとおり、root権限で

# killall brltty

とやったらこの問題は解決された

Category: [トラブル][USB] - 11:48:18

Arduinoの問題

前の記事でプログラムを書き込めないのはハードには問題なさそうと書いてしまったけど、実際には恥ずかしながらハードに問題があった (^^;
と言ってもArduino互換ボードに問題があったのでは無く、書き込み方法に問題があった。

TTLレベルで入力するところにRS-232Cレベルで入力してしまっていた。 (^^;
そりゃー

avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding

って出るはずだ。

なぜこんなことになったかと言うとUSB経由でFT232RLで書き込む予定だったけど、FT232RLが認識しなかったので、USB-シリアル変換ケーブルで書き込みしてしまっていた。

それでも昔のボードに書き込めそうな雰囲気が出ていたので、気づかずに使ってしまっていた。

FT232RLを認識するようになったのでFT232RLから書き込んだら何の問題もなく書き込めた。

Category: [Arduino] - 11:43:50

Arduinoのブートローダーをコンパイル

久しぶりにArduino互換ボードを作り、ブートローダーを書き込んでArduino IDEからプログラムを書き込もうとしたら

avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding

というエラーが出て書き込めない。
回路や半田など考えられるミスを探してみたがわからなかった。

ためしに以前作ったボード(動いていたボード)で試したが、今度は

avrdude: stk500_getsync( ): not in sync: resp=xxxx

というエラーが出てやはり書き込めない。

その以前作ったボードに再度ブートローダーを書き込んだら

avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding

と新しいボードと同じエラーがでた。この辺でどうもハードの問題っぽくないかもと考えた。

もしかするとArduinoのバージョンが変わったためにうまくいかないのかと思い、再度ブートローダーをコンパイルした。ブートローダーのコンパイルに関しては、ここにまとめている

ところが新しくコンパイルしたブートローダーを書き込もうとするとエラーが出て書き込めない。
以前の同じブートローダーと比べてみるとサイズが2倍近くあった。

以前はちゃんとコンパイルできて、ちゃんと書き込めたのに今はできなくなっている。
ソースは変わっていないので、何かおかしい。

結局ブートローダーのコンパイルに関してはHow to: Compiling the Arduino Bootloaderに書いてある通り、ATmegaBOOT_168.cの584行目付近を

#if defined(EEPE)
               while(bit_is_set(EECR,EEPE));           //Wait for previous EEPROM writes to complete
#else
               while(bit_is_set(EECR,EEWE));           //Wait for previous EEPROM writes to complete
#endif

/*
#if defined(__AVR_ATmega1280__) || defined(__AVR_ATmega1281__)
               while(bit_is_set(EECR,EEPE));           //Wait for previous EEPROM writes to complete
#else
               while(bit_is_set(EECR,EEWE));           //Wait for previous EEPROM writes to complete
#endif
*/

と変える。これは「error: ‘EEWE’ undeclared」というエラーを出さないようにするため

そしてMakefileの52行目付近で

OPTIMIZE   = -Os
# OPTIMIZE   = -O2

と変える。これは上述したコンパイル後のhexファイルが以前のものの2倍近くになっているという問題を解決してくれる。

で、このようにコンパイルしたブートローダーを書き込むとうまく行く。

しかし、相変わらず

avrdude: stk500_recv(): programmer is not responding

というエラーが出てArduino IDEからプログラムを書き込むことができない

以前うまく行ったときとの違いはArduinoのバージョンとかavrdude関連だと思う

continue on: [Arduinoの問題]
Category: [Arduino][トラブル] - 01:33:00

 

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Last-modified: Sat, 11 Nov 2017 23:14:36 JST (2905d)